2014年9月 東北の旅4日目 岩手県 宮古「浄土ヶ浜」遊覧船 その2 遊覧船では、ガイドさんから地学的な話だけでなく、震災当時の話もありました。 震災前、遊覧船は3隻あったそうですが、2隻は津波によって陸上に打ち上げられ廃船となり、この船だけが津波の被害を逃れたそうです。 震災当日、この船はお客さんを降ろした後、この入り江に停泊していたところ、地震が発生。船長が「ゆれの後は、津波が来るぞ。」とすぐに津波を避けるため、沖まで出向したため、この船は被害を逃れたそうです。 沖に出た後も、警報が解除されるまで2日間冬の海の沖で「ウミネコパン」を非常食として漂流したそうです。警報解除後も、慎重に瓦礫を避けながら港へと戻ってきたそうです。 その後、水没した事務所など片づけ、震災後の7月、「復興のために」と運行を再開したそうです。 津波による堤防の被害 上の写真は、震災前は写真左の展望から、写真中央付近まで堤防が伸びていたそうですが、津波被害によって堤防が壊されてしまったそうです。このときは、復旧させるために除去した後、新たに堤防をつける工事をしていました。 この堤防も津波による被害だそうです。青い旗の杭は堤防があることを知らせるために建てられているようです。 と、浄土ヶ浜遊覧船では、浄土ヶ浜の地理的なことだけでなく、震災のこと、そして復興のことを学ぶことができました。 みやこ浄土ヶ浜遊覧船 |
東北の旅 宮古「浄土ヶ浜」遊覧船 その2
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